カテゴリー: PC関連

H.264動画ファイルを作るなら

CPUがPentium4やCeleronのマシンや非力なノートPCでは、H.264/MPEG-4 AVCファイルを作るのはちょっときついかもしれない。
デュアルコアのPentiumDあたりで、なんとか、といったところ。
やはり快適にH.264/MPEG-4 AVCファイルを楽しみたいなら、Core2DuoやAthlon 64 X2といったデュアルコアCPUは必須だといえるでしょう。

H.264動画を作りたいと思う理由としては、
1.DVD素材をPCで見るために軽くしたい
2.PV3などでキャプチャしたハイビジョン映像を実用サイズまで小さくしたい
3.PSPやiPod、携帯電話でムービーを見るために変換する必要があるというケースが考えられます。

なので、とりあえず編集などは考えず、お手軽にH.264ファイルを作っちまいましょう。
用意するのはフリーの変換ソフト「MediaCoder」。
このソフトは個別のコーデックをいちいち用意しなくても、インストール一発で様々な形式のムービーを作成できる使えるソフトなのだ。

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PCケースファンを選ぶ際に知っておきたいこと

静圧はファンが作り出すことのできる最大圧力で、単位はPa(パスカル)。
騒音レベルは対数表記のdBAで表す。
基本的な特性として、プロペラファンの風量は回転数と開口面積にほぼ比例する。
多くの種類のファンが販売されているが、同じサイズで同じ回転数のファンなら、製造メーカーは異なっても寿命以外の基本性能に大きな違いはない。

PCの冷却状態を改善するには、強力なファンでガンガン風を送ってやるのが手っ取り早い。
しかし、ファン回転数を極端に上げると今度は動作音が気になってくる。
基本的にPCの冷却性能と動作音はトレードオフ関係にあり、動作音を抑えつつ熱対策を行うのはかなり難しい。

PCの静音化には、まず騒音源の特性を知り、論理的にコントロールする必要がある。
最も重要なポイントとして「PC全体の騒音は、最も騒音値の大きい単一のパーツによって支配的に決定される」という絶対則を覚えておいてほしい。

まず目標とする騒音値を決め、すべての騒音源を同じレベルに揃えることで高度な静音化が実現できるのだ。